Department of Psychology, Senshu Univ.
Kosuke Sawa, Ph. D

御挨拶

学習心理学ゼミのホームページにようこそ!

本研究室では、ヒトと動物を対象に古典的条件づけや道具的条件づけなどの手法を用いて様々な学習現象の研究を行っています。

ずいぶん古臭いことをしているのだな、と思われるかもしれませんが、ヒトや動物の複雑な行動の仕組みを理解するために重要な知見を提供してくれる有用なツールです。
PIは特に条件づけ理論に興味をもって研究をしていますが、研究室では時間学習や空間学習、因果推論といった話題から薬物依存などにいたるまで、「経験によって生じるヒトや動物の行動変化」全般について、幅広く基礎と応用の両面から研究を進めています。


最近の話題

2012/7/16
院生の栗原彬君の論文が,基礎心理学研究に受理されました。
栗原彬,澤幸祐 (inpress). 道具的条件づけにおける条件性制止訓練と興奮子消去の効果, 基礎心理学研究.

2012/6/22
スンクスの条件性風味選好に関する論文がFrontiers in Comparative Psychologyに受理されました。
Sawa, K. and Ishii, K. (2012). Conditioned flavor preference and the US postexposure effect in the house musk shrew (Suncus murinus). Front. Psychology 3:242. doi: 10.3389/fpsyg.2012.00242

2012/6/13
澤が玉川大他と行った共同研究の論文がCognitive Neurodynamics誌に採録決定しました。
Fujiwara, H., Sawa, K., Takahashi, M., Lauwereyns, J., Tsukada, M., & Aihara, T.(in press). Context and the renewal of conditioned taste aversion: The role of rat dorsal hippocampus examined by electrolytic lesion. Cognitive Neurodynamics.

2012/6/13
昨年の動物心理学会で澤が行った講演論文が動物心理学研究誌に受理されました。
澤幸祐 (inpress). 連合学習理論は擬鼠主義の産物か-表現論としての連合理論 動物心理学研究

2011/11/30
誠信書房から「心理学研究法:学習・動機・情動」が出版されました。澤と院生の栗原君が分担執筆しています。


実験設備

本研究室では、小型哺乳類飼育設備のほか、Med Associates製スキナー箱を備えており、様々な学習実験を行っています。ほかに、in vivo cyclic voltametryの設備を導入し、学習行動中のラット脳内での神経伝達物質の活性についての研究をスタートします。空間学習実験でラットの行動を記録・分析する装置なども備え、様々な行動実験を行っています。

連絡先

214-8580
神奈川県川崎市多摩区東三田2-1-1
専修大学 人間科学部 心理学科
澤 幸祐
Tel: 044-911-4627
Mail: sawa@psy.senshu-u.ac.jp